妊娠 食事

妊娠中の4大栄養素

妊娠中の食事は、胎児と“二人分”という考えが頭にありますし、お腹もすきやすい。沢山食べてしまうことに抵抗がなかったりしますが、妊娠中に必要なのは、大食ではないということを忘れずに。

 

妊娠中の肥満は母子ともに危険要素が多い、ということに留意しておくことは重要なことです。

 

つわり時期には、食べられるものから優先して摂取することが大事ですが、つわりを越えたら主食控えめで栄養バランスを考えたおかずメニュー中心の食生活を実践していくことが望まれます。

 

妊婦さんに特に必要な栄養素として、鉄分、葉酸、カルシウム、それに蛋白質の4つが選ばれます。胎児への血液は妊婦の胎盤をとおして常時行われるため、妊婦は常に貧血状態と隣り合わせ状態。

 

また出産時の出血に備えても必要になるため、鉄分は妊娠の初めから終わりまで、継続して摂取しておきたい栄養素です。

 

葉酸は、細胞分裂の促進や成長に大きく関わることが分っており、胎児の正常な健康や生育に不可欠な栄養素。妊娠初期から、摂取習慣をつけておきたい栄養素です。

 

妊娠中のカルシウムは普段の1.5倍、産後は2倍必要とされています。カルシュウム不足は産後の骨粗しょう症を招きます。蛋白質は胎児の体づくりに必要不可欠。

 

ただし動物性、植物性のバランスは注意深くしたいところです。

 

妊婦さん用食事を考えてみる

母親になることが確実になると、胎児の無事な成長を願いながらも、一体どんな食事にすればよいか、栄養は、サプリはなどなど、現実として迫り、情報過多の社会情報から、取捨選択の基準をどこへ置いたら良いのかさえ、迷ってしまったりします。

 

妊娠時の食事は胎児の成育が主になるわけですが、胎児を育む母体を正常な状態に維持していくことを先導させて考えます。ですので、妊娠する前からの正しい健康管理状態がベース。

 

妊娠以前の正しい食生活が、すでに妊娠体勢の準備と言うことができます。通常の体調と同じではない妊娠中の食事には、是非食べておきたいものと、避けたいものがあります。

 

偏ることなく、食品群のバランスに配慮しながら、まんべんなく摂取することが大切ですが、一方でホルモンなどの特殊な変化もあり、免疫状況も通常とは違ってくる妊娠時には、避けておきたいものもがあります。

 

妊娠中は通常とちがい、冷蔵庫内でも徐々に増殖するリステリア菌にも感染しやすくなっていると言われています。要加熱食品の選択が大事になるようです。

 

また、食物連鎖で起きるマグロ等の大きな魚に含まれる水銀は、体外排出力がない胎児のために避けたいところ。

 

要は、切り身の大きな魚ではなく、アジなど小型の魚からの栄養摂取を心がけることも、大事なことです。

 

妊婦向け食事のチョットした注意

飽食の時代と言われ、更にグルメ志向が追い打ちをかけてか、ふっくら系人口は増えているようです。

 

しかし、妊娠してからも“ふっくら”に甘んじていると、胎児の発育のさまたげ、また母体に妊娠中毒などを招き、母子双方へ及ぼすリスクは共に大きくなるので、気をつけなければなりません。

 

妊婦さん向けにより適した栄養バランスに配慮し、赤や黄色など目も楽しめる彩りなどで、楽しい食事が出来ような工夫が望まれます。妊娠中の食事では、特に注意したい点があります。

 

美味しさを感じさせる塩分ですが、摂取しすぎると妊娠高血圧症を招きます。インスタント食品やレトルト食品は、一般人向けの味付けがなされた食品。

 

妊婦さんには、避けておきたいところです。同じく美味しさを増すスパイスについて、“刺激物は良くない”などと言うのを聞いたりしますが、食欲をそそる上でも必要なスパイスは、少量なら問題ないとされています。

 

妊婦さんの体は免疫力、抵抗力に関して低めになりがちなことは確かな事です。菌に感染しないようにするには、生ものや半生ものは、避けておきたいところです。

 

また、鉄分補給で推奨されていたレバーですが、摂り過ぎは胎児の奇形を招くといわれるビタミンAも多く含むので、Aの過剰摂取を防ぐ意味で、現在妊婦のレバー摂取は奨められていません。